こんにちは。
今月23日の勤労感謝の日、午前10時から新嘗祭(にいなめさい)が斎行されました。
新嘗祭は検見川神社で行われる3つの大祭のうちのひとつで一年間の五穀豊穣、収穫安寧に
感謝を捧げるお祭りです。
当日は多くの御来賓・篤志家・崇敬者の参列の下、厳粛裡に祭典が挙行されました。
宮司は赤い袍(ほう)をまとい、冠を被る正服という正式装束で奉仕します。
神前には多くの新米・御神酒が奉献されました。
ご奉納頂きました皆様には衷心より感謝申し上げます。
新嘗祭は全国の神社で行われ、宮中の賢所(かしこどころ)でも同日夜に斎行されています。
本年は豊栄(とよさか)の舞が奉奏されました。
「明けの雲分けうらうらと 豊栄登る朝日子(あさひこ)を
神の御影と拝(おろ)がめば その日その日の尊しや」
「地(つち)にこぼれし草の実の 芽生えて伸びて美(うるわ)しく
春秋飾る花見れば 神の恵みの尊しや」
全てのみなもと太陽を拝む、
五穀・草花を愛でる、
新嘗祭に相応しい歌詞です。
ひと日ひと日境内では秋が暮れていきます。